私人貸款とは

当サイトでは、私人貸款の仕組や利用方法を解説してゆきます。

私人貸款というと、手続の煩雑さや毎月の返済など、不安に思うこともありますが、最近はテレビＣＭなどでも頻繁に目にすることもあり、イメージも変わりつつあります。

ここからは、私人貸款について、どのような手続きで申し込むのか、どんな点に注意したらよいかなど、初めての方にもわかりやすく情報をまとめております。

借入には、法人が企業活動を行う際に、設備資金や運転資金を借り入れる法人貸款と、個人が生活費や趣味・娯楽、物品購入のために借り入れる私人貸款があります。

私人貸款は銀行や財務公司、クレジット会社など様々な金融機関で取り扱っています。また、借入の目的や、その資金で購入する物品によって、貸款の種類（名称）が異なります。

主な商品としては、小口で借入枠を設けて資金使途に関係なく利用できる借錢（キャッシング）、住宅の購入資金等を融資する住宅貸款、教育資金等を融資する教育貸款、自家用車の購入資金を融資するマイカー貸款などがあります。

貸款とは、単純に言い換えると、「お金を借りる」ということのように思いますが、実は少し意味合いが異なります。

金融機関などから借りる貸款は、単にお金を借りるだけというのではなく、返済期間や返済方法、金利などの条件を決めたうえで、複数回に渡って返済するという約束（契約）を行ったうえで、お金を借りることを示します。

そのため友人から、特に契約書などを結んだりせず「ちょっと貸して」といって少額のお金を借りることは貸款とは言いません。

商品の種類

商品の特徴をまとめています（代表的なケースを示しています）

	金額	金利	資金使途	担保保証人	特徴
財務（借錢）	借入枠 10～500万円	高め	自由	なし	・限度額内で何度も借入と返済ができる。・即日融資など必要なときにすぐ借入できる。・審査や手続が簡単で手軽に利用できる。・ネット経由で来店不要で手続きができる。
住宅貸款	100～5000万円	低め	自宅建築・住宅購入	担保あり保証人あり	・自宅建築時に借入ができる。・長期間（～35年）返済ができる。・税制の優遇措置がある。・金利は低い。・手続きや審査は複雑。
教育貸款	10～300万円	やや低め～やや高め	教育資金	無担保保証人不要の場合あり	・教育資金支払時に借入ができる。・在学中は返済が猶予される。・金利はやや低い。・手続きや審査で来店が必要。
マイカー貸款	10～500万円	やや低め～やや高め	自動車購入資金	無担保保証人不要の場合あり	・自動車購入資金支払時に借入ができる。・金融機関、自動車ディーラーで取扱いあり。・金利はやや低い～やや高い。・手続きや審査で来店が必要
フリー貸款	10～5000万円	やや高め	自由（物品の購入等）	担保・保証人不要の場合あり	・様々な物品の購入資金支払時に借入ができる。・金利はやや高い。・手続きや審査で来店必要。

（金額）
金額については、住宅貸款や教育貸款、マイカー貸款、フリー貸款は資金使途の支払金額の範囲内になります。物件によっては大きな金額となるので、手元の貯蓄を取り崩してしまうのは心配という方も、個人貸款を活用してみましょう。

（金利）
一般的に貸款の金利は、
・借り手の信用力が高い（低い）　→　低く（高く）なります。
・返済期間が長い（短い）　　　　→　高く（低く）なります。
・有担保（無担保）　　　　　　　→　低く（高く）なります。

（資金使途）
住宅貸款、マイカー貸款、教育貸款は資金使途が決まっています。フリー貸款は資金使途は自由となっていますが、基本的には物品等の購入に対しての融資ですので、自由とは言うものの、何を買うための資金かを明確にして借入を行います。

（期間）
住宅貸款のように長期で返済期間を設定できると、月々の返済額を抑えることができます。住宅貸款は、家賃よりも低い金額で自分の持ち家を手にすることができる場合があります。

資金使途が明確な場合は、住宅貸款等の商品が、低い金利で長期間の返済で利用できる面でメリットがあります。

財務は資金使途は自由です。自由と言っても基本的には生活費やレジャーなど日々の暮らしの中で必要な資金に対する融資です。

急にお金が必要な場合や、給料日前で何日間かだけ足りないといったときに力になるのは財務です。

金利は高めの設定ですが、必要がなければ自由に返済を行い、必要な時にいつでも借入ができます。また日割りでの計算が一般的ですので無駄な利息支払いを減らすこともできます。

手続や審査のスピードは財務が圧倒的に早く便利です。必要な時にすぐに借入できます。手続き方法もインターネット経由で、場所や時間を選ばず申し込みができます。申込当日に、口座に資金を振り込むこともでき、いざというときの強い味方です。

また財務については借入枠だけ設定しておけば、必要な時に借入限度額の範囲内で何度も利用することができます。急に必要な場面で慌てることのないように事前に枠だけ作っておくこともいいでしょう。