財務の商品内容については財務公司によりさまざまな違いがあります。また日常生活では耳にすることのない言葉もありますが、どんな意味なのでしょうか。
財務の商品内容を見てみると「借入方法」「限度額」「返済方法」「金利」などがあります。
ここでは財務の基礎的知識として申込方法について解説いたします。
借入方法
財務の借入方法はさまざまです。
インターネットでの申込や店頭窓口での申込などがあります。借入手続を行うと指定の口座に資金が振り込まれます。
即日融資を受けたい
即日融資とは、契約当日に借入の資金を受け取ることです。
指定の銀行口座を予め登録しておくと、一度も来店することなくその日のうちに融資が受けられます。ただし即日融資を受けるには平日の14時までに振込の申込みを行っている必要がありますのでご注意ください。(最近ではネット銀行などで24時間振込融資が可能な銀行もあります)
限度額
財務での借入限度額とは、その財務公司の審査を受けた結果、実際に借入できる金額の上限額を示します。審査を受けた結果で決まる金額ですので申込んだ個人ごとに金額が異なります。
利用限度額は財務公司の基準や法律によって限度があり、また各個人の年齢・収入といった属性情報や、過去の借入や返済実績などの信用方法により決まります。
一度決められた利用限度額は、利用状況に応じて増額してもらうこともあれば減額されてしまうこともあります。
利用限度額を増額したいときのポイントは、定期的に借入をして、しっかり返済をするということです。当たり前かもしれませんが、一定期間の利用と返済実績が評価されて信用度が上がります。信用度が上がれば、「このお客さまなら大丈夫」ということになり、利用限度額を増やすことができます。
当然、返済期日を遅れないようにしなければなりません。
審査
財務公司の審査には一定の基準があります。各社とも審査基準の中身は公表しませんが、一般的な項目については同じような項目を見ています。
財務公司は、どんな利用者がお金を返済してくれて、どんな利用者がお金を返済しないかというデータを数多く持っています。そうしたデータをもとに構築したノウハウを「与信スコアリング」といいます。
「与信スコアリング」とは、融資をする相手の信用度をスコアリング(数値化)して判断するという方法です。
大きく分けてスコアリング項目には「属性スコアリング」「信用情報スコアリング」の2つがあります。
「属性スコアリング」は、年収や勤務先、勤続年数など借主の属性を評価します。
「信用情報スコアリング」は、借入件数や返済履歴、延滞履歴などから評価します。
(例)
項目 | 評価が高くなる内容 | |
---|---|---|
属性 | 年収 | 年収が高ければ+ |
勤務先 | 公務員など安定している場合は+ | |
雇用形態 | 正社員などは+ | |
勤続年数 | 長いほうが+ | |
居住形態 | 持家なら+居住年数が長いほうが+ | |
信用 | ||
借入件数/金額 | 少ない方が+ | |
借入延滞 | ない方が+ | |
返済履歴 | 毎月返済していると+ |
こうした情報に基づいて、財務公司は利用者の信用力を判断しています。
返済方法
融資を受けると、契約に基づいて、毎月一定額以上の返済を行うということになります。毎月の支払期限を「返済期日」と言います。契約時に毎月の返済日や返済期日を決定しますので、その日までに所定の金額かそれ以上の金額を返済します。臨時返済と言って、毎月の返済とは別に返済を行うこともでき、借入利息の節約につながります。
また返済にあたってはネットでの返済や相手口座への振込、コンビニエンスストアでの払い込みなど、返済方法の多様さや、臨時返済など柔軟な対応の有無など、返済方法についての使いやすさもポイントです。
限度額にも関係しますが、必要な金額が借入できるか、そしてその金額を無理なく返済し続けることができるかも大切なポイントです。限度額と合わせ、返済金額についても収入に見合った返済金額で利用してゆくことが大切です。
あまり返済額が大きくなりすぎると、返済を行うために他の財務から借入を行うことになり、毎月の返済額が雪だるま式に膨れ上がってしまいます。
インターネット対応
どの財務公司も、もはや当たり前になっていますが、インターネットを利用しての申込、契約、借入や返済などへの対応が十分かを確認してください。
大手の財務公司であれば、どこも問題なく対応できていますが、中小の財務公司の場合は確認が必要です。個人情報のやりとりになりますのでセキュリティ対策ができているか、操作方法がわかりやすく記されているか、システムの稼働時間は十分かなど財務公司により異なる場合があります。
財務をインターネットで利用する場合。は、メリットが多くあります。
・自宅にいながら融資を受けられる
・24時間365日受付できる。(財務公司によって対応が異なる場合もあります)
・急な出費にも対応できる。
・借入・返済までネット上で完結できる。